海外ブローカー使ってのスキャルパーと言ってる人怪しい説!
国内FX口座を使いましょう!
スキャルピングって聞くと、
「一瞬の判断で数秒後には利益確定!」
みたいなスピード勝負の世界を想像しませんか?
でも、そんな超高速のトレードを“海外ブローカー”でやってるって話…実はちょっと怪しいかもしれません。
今回は「Ping(ピン)」という、見落とされがちな“トレードの裏側の速度”に注目して、なぜ“国内FXの方が有利”なのかをやさしく解説していきます。
Ping(ピン)ってなに?
Pingとは、自分のコンピューターから相手のサーバーへ信号を送り、応答が返ってくるまでの時間を測定する仕組みのことです。
つまり、ネットワーク上での通信速度や遅延(反応の速さ)を確認するテストです。
※あなたのパソコンやVPSからFX会社のサーバーへ“注文データを送る→応答が返る”までの往復時間がPingです。
たとえば、あなたが「こんにちは」と声をかけて、相手が「はい」と返すまでの時間を測るようなものです。
この応答が早ければ通信はスムーズ、遅ければネットワークのどこかで時間がかかっている、ということになります。
Ping値は通常「ミリ秒(ms)」で表示され、数値が小さいほど通信が速いことを意味します。
FXでのPing
FX取引では、このPingが
あなたの取引環境の「反応速度」
を示します。
あなたのパソコンやVPS(仮想サーバー)から、FX会社の取引サーバーへ注文データを送るとき、
その信号が届き、応答が返ってくるまでにかかる時間を数値化したものがPingです。
たとえばMT4やMT5の画面右下にある「●●ms」という表示が、それにあたります。
この数値が小さいほど、注文や決済の指示がサーバーにすばやく伝わり、
結果として約定の精度が高まりやすくなります。
逆にPingが大きいと、ボタンを押してからサーバーに届くまでに時間がかかり、
その間にレートが動いて「意図しない価格で約定する(スリッページ)」などの不利が生じます。
レイテンシー(latency)とは?
ここで出てくる「レイテンシー(latency)」というのは、
Pingによって測定される通信の遅延そのものを指す言葉です。
整理すると、
- Ping:通信の往復時間を測定するテスト
- レイテンシー:その通信遅延(反応の遅さ)そのもの
つまり、Pingは“測る行為”、レイテンシーは“測られている現象”です。
MT4やMT5で表示される「Ping値」は、あなたの取引環境におけるレイテンシーの実測値といえます。
Pingの目安表(この数字、実は超重要です)
| タイプ | Pingの印象 |
|---|---|
| ∼0.05秒(50ms) | 【神速】プロ仕様の世界。注文が一瞬で飛ぶ。 |
| ∼0.1秒(100ms) | 【まあまあ速い】スキャルでも何とかなるレベル。 |
| ∼0.2秒(200ms) | 【普通】ただし反応の遅れは出てくる。 |
| 0.25秒(250ms) | ❌ 明らかに不利。スキャルピングには厳しい。 |
| 0.3秒以上 | ❌❌ 目に見えて遅れる。ポジション操作にストレス発生。 |
Pingの確認方法:MT4・MT5の右下を見てみよう!

MT4やMT5を使っているなら、画面の右下にある「●●ms」と表示されているところに注目してください。

そこに書かれている数字が“今あなたが使っている環境のPing”です。
たとえば、
- 12ms → めちゃくちゃ良い!国内VPSで国内業者の可能性大!
- 240ms → 遅すぎ。海外サーバー経由で遠回りしてるかも。
この数字、実は“トレードの武器”になるんです。
では Ping(ms)を秒換算してみましょう!

| サーバー名 | Ping(ms) | 秒(s)換算 |
|---|---|---|
| Europe 2 | 233.90 ms | 0.2339 秒 |
| Asia 1 | 240.34 ms | 0.2403 秒 |
| Europe 4 | 240.93 ms | 0.2409 秒 |
| Asia 2 | 242.98 ms | 0.2430 秒 |
| Europe 1 | 243.05 ms | 0.2431 秒 |
| Europe 3 | 245.70 ms | 0.2457 秒 |
| Asia 3 | n/a | 不明(接続不可) |
なんで海外ブローカーは不利なの?
海外ブローカーはサーバーがヨーロッパやアジアにあることが多く、日本からアクセスするとどうしても距離があるぶん、Pingが遅くなります。
もちろん、海外ブローカーにもメリットはあります。
でも「スキャルピングで勝ちたい!」
「一瞬の判断で決済したい!」って人には、Pingの遅さ=勝率の低下につながるんです。
国内FXのほうが安心で速い理由
- 国内VPSと国内ブローカーを組み合わせると、Pingが5〜30ms前後になることも普通です
- 約定が早く、滑りづらい
- 日本語サポートもあって安心
ただpingの確認は必ずしてくださいね。
最後に:疑ってみよう、「スキャルで爆益!」って言ってる人
SNSやYouTubeで「海外ブローカーでスキャルで稼いでます!」って発信してる人、実はそのPing環境を見ればウソかどうか丸わかりだったりします。
「速さが命」のスキャルピング。 まずはMT4/MT5の右下で、あなたのPingを確認してみてください。
そして「国内FX環境」に一度目を向けてみるのも、勝率アップの第一歩かもしれませんよ。
Pingは見えないけど、結果にはめちゃくちゃ影響する“トレードの空気”みたいなもの。 だからこそ、軽く見ないであげてくださいね!
補足:Contaboの画面を共有

日本人でも使っている人がそこそこ多いと聞く、Contaboのping画面を共有します。

✅ Ping
現在しているのが、Europe1で34.65msなので、
スキャルピングに向いてます。
| サーバー名 | Ping(ms) | 秒換算 | 評価 |
|---|---|---|---|
| MT5 Europe 1 | 34.65 ms | 0.034 秒 | ✅ 超優秀!神速クラス |
| MT5 Asia 1 | 463.71 ms | 0.463 秒 | ❌ 明らかに遅い |
| MT5 Asia 2 | 507.46 ms | 0.507 秒 | ❌❌ かなり厳しい |




