ありがたいことにライクネスをご購入後、様々な方からご意見やご感想を頂きます。
当方として非常に励みになり、特に動画制作の企画のヒントになったり、私自身のモチベ―ションが上がるので助かります。
ただ、今回はユーザー様から感謝の声をまとめたページではなく、
ご要望に関しての回答をしていきたいと思います。
ご要望の例
①取引時間調整したい
ナンピンマーチンEAコピーする時に取引時間をライクネス側でコントロールして欲しいという要望が多いです。
例えば、
●金曜日は17時までで終わらせて欲しい。
●月曜日は13時からスタートさせたい。
月末月初などは稼働させないなど。
経済指標の発表だけEAを止めるツールは既にあります。
興味ある方は別記事にてご確認下さいませ。
また私も個人的に使用してる、
EAHelper(イーエーヘルパー)はかなり便利なツールとなります。
②途中ナンピンする箇所を選べる
下図のようなFIXのナンピン方法で0.01の3個目からとりたいなどになります。
1個目 | 2個目 | 3個目 | 4個目 | 5個目 | |
ロット | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
ここからコピー |
③決済機能の充実
ライクネスの機能の中にT/P(テイクプロフィット)とS/L(ストップロス)以外の多彩な決済機能が欲しい。
単品でも販売している
新自動決済ツール サバイバーを使えば、決済のバラエティを増やすことが可能となります。
またその他様々な決済ツールもありますので、トレード戦略にあったものをご利用することをお勧めします。
④両建てして欲しい
ナンピンマーチンEAをお使いの方からたまにあるのが○○個とったら両建てをして、○○円になったら決済出来る機能です。
諸々回答
ライクネスに上記のことは対応可能ですが、色々と問題があります。
上図の通り、ライクネスはコピー元のトレード内容をコピーするのがメインの機能になります。
したがって、コピー元のEAのプログラム内容までは確認せず、表に出てている情報だけで判断する必要があります。
前提として、コピー元となるEAは様々なものがあり、トレード手法は様々です。
一例をあげると、予約注文が頻繁に変更するものから、TP(SL)を入れているがそこでは決済せず、別のところで決済するなど。
なのでご要望があった内容に対してその機能をシンプルに導入してしまうと、
あるEAのコピーは問題なく処理できて、別のEAのコピーは不具合が生じてしまいコピー出来ないということが過去にありました。
ようは、
コピー元を色々と操作したい場合は、コピー先にコピー元の動作を全て(ある程度)理解させた上で、コピーツールを作れば可能です。
ただその場合は、
EA1対して | → | ライクネスVer1 | を利用する |
EA2対して | → | ライクネスVer2 | を利用する |
EA3対して | → | ライクネスVer3 | を利用する |
EA4対して | → | ライクネスVer4 | を利用する |
EA5対して | → | ライクネスVer5 | を利用する |
このような形になります。
EA3にはライクネスVer3
EA5にライクネスのver5を使うみたいな感じです。
となると、汎用性をもたないとなります。
現在販売しているライクネスは出来るだけ、シンプルに、そして汎用性が高いものをコンセプトにしていますので、基本的にはどのようなEAがきても影響がないようにしております。
従って現状としては、コピー元で必要な機能を付けるのが良いと思うので、EA提供元にお願いするのが
一番良い方法だと考えております。
特に上記2つの機能を追加するなどめちゃめちゃ簡単な作業です。
ぜひお願いしてみたら良いと思います。そんなに難しい機能ではないので!!
※IB報酬で毎日の収入があるでの、プラグラマーに頼んでも損することは全くないので遠慮なく頼んでみましょう。
ただし、買取系EAの場合はやらない可能性が高いです。
理由としては、商品説明欄に記載がある内容に納得して購入されたと思うので、追加機能を付けたとしてそんなにメリットがないからです。
ただ有用な情報であれば、買取系のソフトでも売上が見込めると思ってすぐに追加してくれると思います。
なので私も同様で、なにか良い方法があればすぐにライクネスに組み込む予定ですし、当初はそんなに特典点などもなかったですが、バージョンアップしたものや決済ツールも無料で提供など色々とご満足いただけるように継続的になにかしらしております。
補足:コピー元でしっかりと調整が効くものを選びましょう
ライクネスには様々な機能がありますが、間違った設定やその他の原因などでライクネスが上手く稼働せず、下記のようなことが起こったことがあります。
●破綻するまでポジションを取り続ける
●決済しないで良いタイミングで決済してします。
●ポジションをとってもすぐに決済する。
幸いなことにみなさん、デモ口座でやられていたので良かったのですが、リアルマネーなら大きな損害です。
不安を感じる場合は私にまずご相談してもらってもよいですが、ここでもミスが発生する可能性がありますので、結局はデモ口座でまずは検証した方が良いです。
重複とはなりまうが、私のほうからアドバイスはしますが必ず最初はデモ口座で行うようにもお伝えするとおもいます。
応用編:ライクネスver02
推奨はしておりませんが、どうしてもやりたいという方は下記動画のようなことも出来ますので、まずはデモ口座で試してみて下さい。
下図のように①と②のパラーメータの入力を変更することで、コピー元からの情報を調整出来ます。
こちらは重複となりますが、注意事項が多いので必ずまずはデモ口座で挙動を確認して下さい。
設定を間違えると、
ポジションが一気に決済されたり、無限にロットを取得したりします。
パラメーターの入力画面をもう少し知りたい方は別ページを用意しております。
その他のご要望
別のVPSで動かしているMT4のコピーもしたい!
こちらは私が苦手とするサーバー周り(;^_^A
ローカルで動かすコピー速度を落とさないまま、コピーするのはかなり難しいような気がしますが、出来る人は出来るんでしょうね。
また別途サーバーを契約する必要があると思います。もしご自身で借りられない場合は全てコピー情報はサーバー管理者に閲覧される?
ちょっと怖いな!!
私自身利用するシーンがないので、現在は保留としております。
●FTP経由の場合はトレード内容を一度、サーバーにアップしそれを別のVPSで稼働させているMT4がダウンロードする流れになる。なのでVPSの他に、サーバー契約する必要があったり、契約する必要がなかったとしてもコピー速度はローカルで動かした方が安定する。
●自分のトレード内容を第三者となるサーバーに預けることに不安がある。
※詳しい方なら良いと思いますが人が作ったシステムに私なら情報を送信したくないので、販売となるとそれ以上に乗り気にならない。
●個人的にトレードで利益をだすためには必要ないと感じる。
●なんでも便利になり過ぎると、不具合が生じる。
代替案:どうしても他のVPSで稼働させているMT4のトレードをこぴーしたい!
図で表すと
このようになります。
詳しくは別ページにてご案内しております。
MT5を使えるようにして欲しい
無料版もご用意しておりますので、コピー出来るかどうかの確認をされた場合は、下記URLからダウンロード可能となります。
また、MT5からMT5だけでなく、
MT4からMT5やMT5からMT4へのコピーも可能となります。
詳細は下記ページにまとめております。
一応、MT5版はタリタリも無料でリリースしているようなので、
評判はいまいちのようですが、ご利用になっても良いと思います。
割り込みナンピン(仮)をしたい!※裁量ポジションを追加
現在コンテンツ制作中
ショートバージョンの動画
使用するツール
1つ目:ToNaPi若しくは、ToNaPiトライアル
2つ目:TradePanel 4(トレードパネル4)
トレードパネル4の使い方に関しては別動画で紹介しております。
3つ目:デモ口座
MT4が使えるブローカーであればどこでも大丈夫です。
割り込みナンピン(仮)をする方法
裁量トレードのマジックナンバーとEAのマジックナンバーを同じにすることで、一緒に決済はやってくます。
EAのマジックナンバーが63の場合は、TradePanel 4のマジックナンバーも63にすることで、決済が連動します。
ソフトウェアはシンプルな方がバグが少ない
ご質問で面白いものがあったで共有します。
杉原さんの記事で最終的には自分EAを作ることをお勧めするというものがありました。
そこで私もEAを作りたいと考えていますが、
様々なEAを全てMIXしたものアイディアとしてどう思われますか?
例えば、EURUSD専用のEAの中にUSJPY専用のEAを入れたり、
その他沢山のバラメーターをどんどん追加していくものです。
さらには、
ゴゴジャンで購入したもので、指標を停止する機能も追加したりです。
パラメーター入力の項目は多くなりますが、何でも出来るEAが出来るので、
EA選びに困らないと思います。
このアイディアはすごく良いと思うのですが、杉原さんの考えを教えて下さい。
回答:発想は素晴らしい
EAを利用するだけでなく、
自分であればこうする、したいと考える力はすごく重要です。
早速やっていただければと思います。
以下、もしこのプロジェクトを進めて場合ネックとなる部分を1点あげたいと思います。
それは
バグ処理です。
端的に言うと、ソフトウェアは複雑になればなるほど、メンテナンスが難しくなり、それをアップデートするコストは、ソフトウェアの複雑さに比例して上昇します。
例えば何らかのエラーあった場合、その部分を修正したとします。
その1つのバグを修正したことで、新たなバグが複数発生することは頻繁にあります。
またそのソフトウェアを複数人のチームで行った場合、ある機能を担当したエンジニアが消息不明になった場合に、それがどうやって動いているのかを誰も理解出来ないコードがシステムの中に存在することになる可能性があります。
※(コードの属人化)
これは結構怖い話です!
1つだけ大袈裟な話をすると、
みずほ銀行でシステム障害が繰り返されていることはITに疎い方でもご存じの方は多いとおもいます。
これに関しても知人から質問されることが多いです。
みずほ銀行というあれだけ大きい銀行には、優秀なエンジニアはいないのかと。
優秀エンジニアはもちろんみずほ銀行のシステムを管理する人にはいます。
問題はそこではなく、大元の設計が間違っているだけです。
つぎはぎだらけのシステムになっているから、こと問題が起こります。
したがってシステムはシンプルな方が良いです。
そしてもしエラーが発生した場合は、1から作り直した方がエラーなく作れます。
ただこのような内容も1度、システム開発のプロジェクトに参加すれば理解が進みます。
なので、ぜひEAをまずはご自身で作って見て下さい。
そして問題は必ず発生しますが、それを解決する楽しさも味わってもらえればと思います。
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