ToNaPiのユーザー様より、以下のようなご質問を頂きました。
ToNaPlは先日の空爆による戦争相場のような急相場を回避出来るような機能は有りますか？
質問の趣旨としては、
突発性の相場の時に乱高下停止機能のような急上昇や急降下などでエントリーしない機能です！
このご質問に対して回答を書いていきたいと思います。
以下の内容はこれまでの記事、及び特典に記載している内容と重複していることが多いです。
急上昇、急降下は結果論
チャートを眺めていればわかりますが、
急上昇、急降下は文字通り、
急に起こりますので、100％予測することは不可能です。
もし予測できるということであれば、FXほど簡単なお金儲けはありません。
1分足で相場を眺めている時に、一気に価格が動くことがありますが、ただそれは直ぐに戻ったりします。
様々なインジゲーターが世の中にあるので、傾向をみることを出来ますがそう簡単なものではありません。
ただ外的要因による、急上昇、急降下の予想はそんなに難しくありません。
1つ例を上げると、
質問の中にもあった
「戦争」
です。
戦争期間中は
「空爆」
などのキーワードが飛び交えばマーケットが反応することはよくあります。
したがって、外的要因による急騰急落を避けたいのであれば、
戦争中は
「トレードをやらない」
となります。
最後に、
＞エントリーしない機能
とのご質問に回答していきます。
MAX Spread の値を変更
こちらのMAX Spuread は最初のポジションのみ有効となりますが、
急騰急落の時にはスプレッドが広がります。
したがって、お使いの通貨ペアの通常のスプレッドだけを確認し設定すればよいと思います。
ただこの辺りは、細かい調整が必要となってきますのでまずは、小さい値からはじめて下さい。
例）
EURUSD ブローカー表示スプレッドが2ポイントぐらいの場合は、
1ぐらいから始めてみてください。
曜日の設定や時間設定を使う
ご質問は突発的な急騰、急落とありましたので、
経済指標のその1つです。
事前に調整しておくことが出来ます。
また東京時間、ロンドン時間、NY時間と分けれられることがありますが、
東京時間以外は比較的に急騰急落は多い傾向にあります。
特にNY時間ですね。
ポジション数を決めておく
デフォルトでは50となっているので、この値を少なくすることで減ります。
ある一定の損失が確定したらEAをとめる。
こちらはEAをストップさせる機能です。
詳しくは、マニュアルをご確認下さい。
月曜日に繰り越さない
ご質問では ”戦争”というキーワードがありました。
避けたいので、相場が動いていない土日にこの報道が流れることです。
金曜日の時点で含み益があったものが、月曜日に一気に含み損になっている経験をした方も少なくないと思います。
詳しくは動画またはマニュアルをご確認下さい。
その他１：逆張りをやめる
デフォルトは逆張りなので、順張りに切り替えれば流れにのる形になります。
その他２：トレンドフォロー
上記の記事にもあるように、買いもしくは、売りだけを選択しておく機能があります。
あくまでも結果論ですが、下図は2021年1月から2024年の4月までの「ゴールド」のチャートです。
ゴールドの価格は継続して高騰するというのはほとんどの方の共通認識だったと思います。
であれば、売りでのトレーニングをしないというのも１つ考え方です。
※スワップが気になるので、買いポジションを継続して持ち続けるのは難しいため。
その他３：ATR機能の活用
急騰急落に関係するパラメーターにはATRの項目があります。
詳細はページ及び動画でまとめております。
外部ツール
経済指標の時にEAをストップさせるEA
まとめ：100％大丈夫なものは存在しない
「突発性の相場の時に乱高下停止機能のような急上昇や急降下などでエントリーしない機能」
を求めている方は多いと思います。
全ては結果論となります。
厳しい言葉とはなりますが、
まずはこれを受け入れた上で、どのように戦略を考えるかにつきます。
FXトレードはある意味残酷で、誰かに依存した瞬間に破滅に道を歩むことは非常に多いです。
ツールも同様です。
補足：ビジュアルモードを利用する
今回のご質問ですが、4月19日にあった
「空爆」
のニュースをみてご連絡でした。
[イラク治安組織の基地で爆発、空爆があったと関係者 1人死亡]
そしてこの記事を書いているのが4月21日になりますので、
ぜひビジュアルモードでテストをしてみてください。
どの設定であれば、望んでいる結果になったのか。
ToNaPiをリリースしている理由は、
販売ページでもかいてますが、
考える力を養うためにです。
評判良いEAや販売者及び提供者の信用でトレードすることも自由です。
しかしトレーダーで重要なことは、
トレード内容について、勝ちも負けも反省出来る状況を作ることです。
そのためには、相場の勉強は必須となります。
以下、動かしていたチャートのスクショとなります。
EURUSD １５分足
GPBUSD １５分足
XAUUSD 15分足
