みんな損して欲しい!損してもらわないと困る!!

基礎
この記事は約8分で読めます。

早速ですが、

相場が荒れた時の翌日やその日にご質問としてたまにあるのが、

質問者様
質問者様

昨日は相場が荒れて、EAを稼働している人達の大半が溶けた(破綻)と思いますが、溶けないEAはないのでしょうか?

というものです。

これは裏を返せば、


「自分は溶けたのででみんな溶けているはず!

そうじゃないと、自分だけ損しているなんて嫌だ!!」

の裏返しです。

基本的には儲けている人は、儲けていることを誰にも言いません。

もちろん、マーケティングの意味合いがある方や、承認欲求がある方は別です。

したがって、どんな相場でも儲かっている人もいれば負けている人もいます。

それがFXトレードです。

まずは現実を受け入れ、俯瞰で物事を考えるところから始めてみましょう。

誰かが売りを出せば、誰かは買いを行っています。

これがFXトレードです。

ではここでナンピンマーチンEAはどうかについての回答をすると、

もちろん損していない人もいます。

ただこれは「ゴールドの記事」でも紹介してますが、嘘の結果なんていくらでも作れます。

また嘘ではないという
証拠を出されても私は信用するべきではないという考え方です。

ではどうやって、損をしていない人がいるのかを自分自身に対して説明するのか?

また今後もFXトレードを続けるモチベーションはどう維持していくのか??

答えは自分で検証した結果を証拠にするしかありません。

ここでは基本となる検証方法を紹介します。

相場が荒れた日は全てのナンピンマーチンEAが溶けてしまっているのか??

溶けてない設定やEAの検証方法

これはMT4についているバックテストを使っていきます。
※バックテストの方法は後述しております。

特にビジュアルモードでバックテストを取ると更に分かりやすいです。

まずは破綻した日や、相場が荒れていたとされる日をピックアップします。

あとはそこの日を対象にToNaPiやToNaPiトライアルで検証していきます。

変更するパラメーターの項目は様々ありますが、シンプルなものだけでいくと。

●時間足

●順張り、逆張り

●途中ナンピンの個数

●利確の値(金額)

などがあります。
※あとはスプレッドなどもありますが、
この検証の時はECN口座(スプレッドが狭い口座)などを使っている場合でも少し高めで検証することをお勧めします。

そうすると沢山、破綻しない設定がみつかります。

1つ、例をご紹介します。※検証サンプル

下図の通貨ペアはXAUUSD、通常ゴールド。

1月30日から2月9日ぐらいの間で、破綻したなどの報告がTwitter上に多かったように見えます。

どれくらいのpips(ピップス)に開きがあったかも確認してみると

上図の場合は1046pipsの急落があります。

ではこの部分だけ検証していきます。

ヒストリカルデータはTickDataSuiteという有料のものを使い精度を高めていきます。

また、スプレッドは50(5ピップス)と高めでやっていきます!

テスターの画面は下図の通りです。

あとは初期証拠金を適当に調整しどのようになるか様々なパターンで試してみます。

まずは、デフォルトで回した結果ですが溶けてません。

0.01ロットからスタートしているので、ナンピン個数は最大で18個までとった結果となります。

ここからがポイント

この状態で最大DD(ドローダウン)を下げたい場合は、途中ナンピンの機能を使うことも有効です。

設定内容は下図の通り「5個目」からで、ロット状態も「続き」からやってみます。

ロット数もスタートが0.05からになるので下図の通り、

最高で9個のナンピン個数となります。

したがって最大DD(ドローダウン)は下がります。

その他知りたいこととして、

利益はどうなったのか?

月間や年間でのパフォーマンスは?

そのパラメーターの設定で○○を変更した場合さらに利益が上がる?

更にスプレッドを大きくした場合は破綻する?

などの疑問が雨あられと脳みそを刺激ます。

これらの回答をまとめると、

「自分自身で検証する大事さがわかる」

という結論になります。

ご自身でバックテストを取った結果であれば、全て疑問に回答することが出来きます。

またどんなに人がその事を否定してきても、自信を持ってその人の意見を無視できます。

それに加え、良い設定がみつかれば、

あとは人に教えてもよし、

こそこそ使うのもよしです。

少し話がそれますが、

ToNaPiをご購入して下さった方からの商品レビューの1つを紹介させて下さい。

商品レビューは販売ページより確認が出来ます。

このようなものがあります。

今はシリコンバレー銀行破綻の余波を受けて米ドル絡みの通貨ペアではナンピンマーチンし辛い状況ですので、トナピを使って米ドルが絡まない通貨ペアで数段飛ばしてナンピンマしています。元となったダークヴィーナスの機能も使えるので、トレール機能も使えて色々試せます。ダークヴィーナスはボリンジャーバンドを使うトレードを想定してパラメータ用意されていますが、ボリンジャーバンド使用しないにすればエントリーロジック無しのナンピンマーチンが可能です。そこに途中ナンピン組み合わせてマーチン最初からにすれば、リスク低めのナンピンマーチンが可能になります。ただ、基本パラメータの説明が英語で、翻訳しても意味がわからないことがあり、手探りでパラメータの意味を理解しないといけないのは取っ付き難かったです。今でもまだ一部ちゃんと理解出来てないパラメータがありますが、そこそこ思い通りのトレードが出来ているので満足しています。 タリタリ使ったキャッシュバックも結構大きいので、コソコソ利益出しています。

ToNaPi商品レビュー参照元:
https://brain-market.com/u/forex-no1/a/b1UTN3QTMgoTZsNWa0JXY

上記以外であれば「違う通貨ペア」を選択するという選択肢まであります。

誰かに上手くいく方法や、上手くいかない方法を説得され、それを信じるより、

自分自身を自分で説得する方法を常に探して頂けれと思います。

補足

TONAPI(となぴ)では英語で書かれているパラメーターが多いですが、日本語訳を掲載しておりますので、英語が出来ない方でも問題なくご活用頂けます。

マニュアルに内容で理解出来ない場合は、お気軽に当方に連絡して頂ければ、別の切り口にて回答致しますので、ご安心下さいませ。サポートは無制限となります。

購入者専用:ToNaPiマニュアルページ

検証方法の参考となる記事と動画

ビジュアルモードやバックテストの使い方は下記となります。

動画でビジュアルモードの上手な使い方を解説しております。無料でご視聴出来ます。

特典にてバックテストの取り方やその他、役に立てそうな情報も掲載しております。

その他色々とありますが、まずは基本を押さえて頂ければと思います。

破綻することは想定内?想定外?

こちらも「ゴールドの記事」で紹介しておりますが、

破綻することを損切りとしてナンピンマーチンEAを回す方がいらっしゃいます。

基本的にはこの考え方は私はあまり好きではないです。

ただ、破綻が損切りと決めている方であれば特に気にする必要はあります。ようは想定内ということになります。

※破綻を損切りにしない理由は「ゴールドの記事」にて説明しております。

おそらくですが、「ハイリスク、ハイリターン」型のナンピンマーチンEAを使われているので、年間を通せばプラスにもっていくやり方だと思います。

詳しくは下記動画にてご確認ください。

ただ「ローリスク、ローリターン」型のナンピンマーチンEAで大きな損を被るようならそのEAを一旦利用停止した方が良いと思います。

デモ口座(フォワードテスト)と検証(バックテスト)を繰り返して「ナンピンマーチンEA」を使いたいかどうか自分に問う!!

常に私がサポートで言っていることは、

ご自身で

「私はFXトレードは詳しくないです。自分のトレード内容もよくわかりません。」

とおっしゃるようなら、

詳しいと思えるまではデモ口座(フォワードテスト)や検証(バックテスト)を繰り返し行って下さい。

そのためのデモ口座です。

人間誰もが練習無しで上手くいく人などいません。

失敗して上手になっていくものです。そんな時にリアルマネーを使わないとトレードが出来ないということになれば、いくらお金があっても足りません。

焦る気持ちは十分に理解しておりますが、明日も明後日もFXトレードの相場は開いてます。

ここは一旦気持ちを落ち着かせ、まずはEAを回すタイミングやどのようなEAが良いか人に語れるぐらいになった後に、リアルマネーでEAを稼働させることを強く、強くお勧めします。

編集後記

とりいそぎ、

サクッと記事を作成させたので説明が十分ではないとも思います。

すいませんM(__)M

ただ今後も継続的にこのようなご質問を頂けると思うので、それをヒントとして、記事の更新をやっていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました