定型チャートの機能とは
MT4やMT5の定型チャート機能とは、1つのチャートに設定したチャートのデザインやインジケーターなどの設定をMT4/MT5内に保存できる機能です。
EAにも使えますが、稀に上手くいかないケースもありますが。。。
いずれにしろ、MT4やMT5でチャート分析をするうえで、自分好みのデザインやインジケーターの設定にこだわっている人も多いはずですのでぜひ活用していきましょう。
動画:定型チャートの使用方法
定型チャートの使い方
MT4のチャート上にで右クリック
すると下図のように画面でてくるので、
「定型チャート」→「定型として保存」を選択していきます。
するとフォルダがポップアップで表示されるので、あとは適当な名前を付けて
「保存」ボタンを押すと完了です。
ファイル名は「likeness.tpl」としました。
するとチャートにもどりますので再度、右クリックから
「定型チャート」
を選択すると
さきほど保存したlikeness
が表示されます。
ただここで既にお分かりだと思いますが、
ライクネスの頭文字が
l(小文字のエル)
↓
L(大文字のエル)
に変更されてます。
小文字にしたはずと気にせず、そうゆうものと覚えて下さい。
ファイル名の表示順ですが、
数字からアルファベットになります。
作成したファイルを一番上に表示させたい場合は
数字を先にもってくると良いです。
もしテンプレートの数が多く表示されない場合は、
「読み込み…(L)」
を押下するとフォルダが開きますので、そこから選択でも構いません。
定型を削除したい場合
「定型チャート」→「定型を削除」から対象のファイルを削除することが出来ます。
注意点
マジックナンバーを変更する。
マジックナンバーは注文がどのEAまたは、ロジックから実行されたかを識別するための番号
となります。
したがって、同じマジックナンバーを使用してしまうと、処理が交錯することがあります。
その結果予期せぬところで、決済や変なループが始まり証拠金が0円になるまで、
トレードをし続けることがあります。
なので必ずマジックナンバーを変更して下さい。
マジックナンバーは0(ぜろ)以外を入力して下さい!
理由は0は裁量(手動で使われる)トレードで使われるマジックナンバーとなります。
なので0(ぜろ)でもEAは動きますが、おすすめはしません。
入力の番号は
8桁までと覚えておいて、任意の数値を入力して下さい。
マジックナンバー例) 12345678
面倒方は
一桁で良いと思います。
1,2,3,4,5
重要補足
マジックナンバーを変更せずとも通貨ペアが別々であれば問題なく稼働します(;^_^A
ですが、何があるかわかりませんので、念のため変更しておいてください。
もちろんEA制作者から変更必要ないと言われたら変更しなくて良いです!
友人にプレゼントしてみよう!
保存してファイルを人へプレゼントすることが出来ます。
たとえば、
移動平均線とRSIをチャートに表示させ、チャートの色も青をベースとしたチャートを作成したとします。
デフォルト
変更後
こんな感じになります。
この状態で定型を保存していきます。
ファイルがある場所は
「データーフォルダを開く」
↓
「templates」
の中にあります。
あとはメールでもLINEでも誰かに送ることが出来ます。
受取った側は
MT4を起ち上げ同じフォルダの中にそのファイルを入れてあげればよいだけです。
定型を削除
チャート上で右クリック
↓
定型を削除
↓
対象のファイルを選択。
下図の通りです。
コメント