ライクネスにおける、マジックナンバーの考え方(Magic Number)

基礎
この記事は約6分で読めます。

マジックナンバーに関するご質問は3日に1回のペースぐらい頂きます。

EAトレード歴が1年以上あるという方でも、そもそもなに?

という方も珍しくありません。

いまさら人には聞きにくいこともあると思うので、この記事では

マジックナンバーとはそもそもなにか?

そしてライクネスを使用する時にはマジックナンバーはどのように考えたら良いかを解説出来ればと思います。

マジックナンバーはとはなにか?

一言でいうと

「マジックナンバーとは、MT4の注文がどのEA・ロジックから実行されたかを識別するための番号です。」

具体的に説明していきます。

MT4にEAを入れてトレードする時の基本イメージは下図になります。

1つのMT4に1枚のチャートを表示させEAを稼働させていきます。

このような場合は特にマジックナンバーを気にする必要はありません。

しかしMT4上にチャートを2枚表示させ、別々のEAを入れた場合はどうなるでしょうか?

上図のように、もし①EAと②EAのマジックナンバーが同じ場合は、問題が生じる可能性があります。

例えば、注文内容を修正されてしまうや、注文が入らない、決済がされない、注文したのに直ぐに決済されたなどなど、色々とありますが、いずれにしろ誤動作の原因になりますので良い事を1つはありません。

なので同じMT4でチャートを複数起ち上げ、複数のEAを稼働させる場合は、必ず各EAのマジックナンバーの値は変更しておいてください。

分かりやすいように、5桁ぐらいのものを入力すれば大丈夫です。

例)

同じEAを使い通貨ペアが違う場合はマジックナンバーは同じで良い?

たまにご質問で下記のようなものがあります。

質問者
質問者

「あるEAを使い、複数の通貨ペア(12個)でトレードしているのですが、

EA提供者がマジックナンバーの変更不要とおっしゃってますが大丈夫なのでしょうか?

EA提供者がそのように言ってるのであれば大丈夫です。

変更する必要はありません。

ただしそのEAとは別のEAをご利用になられる場合は別です。

必ずマジックナンバーは別のものを割り当てて下さい。

これは後述しますが、過去にある失敗を経験しているので私の場合は変更したりします。

そんなに手間ではないのと、マジックナンバーを変更したからといって不具合はないからです。

補足:

マジックナンバーを使って過去検証に役立てることも可能です。

例えば、マジックナンバーを「10」番にしていたとします。

その後EAのパラメーターの入力内容をちょっと変更して新しい設定でトレードする時に、マジックナンバーを使い、切り替えた日をすぐに確認出来るようにも出来ます。

例えばその日が

10月20日だったとします。

であれば、101020

と入力すれば、一目でわかります。

コメント機能でも同様のことも出来ますが、マジックナンバーでやるのもありだと思います。

※注意点としてはトレード途中(ポジションを持っている状態)では行わないで下さい。
決済がされなくなります。

裁量トレードの場合のマジックナンバーは0番

MT4のトレードパネルなどを使い裁量トレードをする時にもマジックナンバーは付与されます。

その時の番号は「0」となります。

補足:マジックナンバーを確認してみる

コメント欄にカーソルを合わせると表示されます。

こちらは「取引」「口座履歴」タブどちらも同じです。

裁量トレードではマジックナンバーは「0」ですが、マジックナンバーを付与して裁量トレードをしたい場合は、そのようなツールもありますので探してみて下さい。

裁量の場合は下図のように表示されます。

コメント欄の出し方は?

ターミナルを表示させ「取引」or「口座履歴」タブの部分で右クリックします。

すると

「コメント」がありますので、チェックを入れてみましょう。

最大でマジックナンバーの値はいくつまで?

最大でマジックナンバーの値はいくつまでいけますか?

などの質問がたまにあります。

回答すると、

2147483647

です。

2億です。
※MT4です。

ただここまで大きい値を入力する必要はありません。

確認しやすいように5桁ぐらいがちょうど良いと思います。

ライクネスを使用する時のマジックナンバーの考え方

コピーツール・ライクネスでコピーする時はコピー先のことだけ考えれば大丈夫です。

コピー元のマジックナンバーは上記で説明したように、コピー元でのトレードの話なのでコピー先とは基本関係がありません。

というのも、ライクネスをセットする時にはCopy_likinessの方になります。

ということはコピー先の

「パラメーター入力」の部分だけになりますのでコピー元での設定がないことがわかります。

トレードする時にマジックナンバーは付与されるので、コピー元からコピー先へトレード内容を移動してる時はマジックナンバーは関係なく、コピー先のMT4で

ポジションを取る時にマジックナンバーは関係してくると考えて頂ければ良いと思います。

下図に例を用意しました。
※ライクネスVER02を使用した例です。

コピー元A

コピー元Bを用意。

その2つのコピー元のMT4から

コピー先へ情報をコピーすると仮定します。

コピー元マジックナンバーは色々とありますが、

気にするところは

コピー先の

①と②だけです。

この部分のマジックナンバーが重複していなければ問題御座いません。

コピー先にEAを追加した場合のマジックナンバー

コピー先でライクネスを稼働させ、それとは別にトレードしたいEAを入れる場合も同様で、

コピー先のEAのマジックナンバーの重複だけ気を付けて下さい。

上図の場合は右側がコピー先になりますので、下図のようになります。

その他

セットファイルの作成方法

MT4を利用する方であればセットファイルの作り方は覚えていて損はありません。

下記動画では、マジックナンバーについても少し触れておりますので、少しでも参考になればと思います。

失敗段なども少し話しております。

マジックナンバーを確認するツール

クアントアナライザ※無料

様々な検証に使えるクアントアナライザーというソフトウェアですが、

CSVに出力する時にマジックナンバーも一緒に抽出することが可能です。

少し慣れてきたらぜひダウンロードしてみて下さい。

インストール方法から詳しい使い方まで動画にまとめております。

MT4 トレード履歴をCSVファイルに出力するインジケーター※無料

MT4のインジゲーターになります。

詳細は、みながちFXさんのURLよりご確認下さいませ。

 https://minagachi.com/mi_historytocsv

マジックナンバーを使って裁量トレードをする

MT4,MT5用のトレード用パネルは色々な方がリリースされてますが、基本的にはマジックナンバーの変更が可能です。

TradePanelという無料のEAを使って紹介します。

Buy TradePanel 4 trading application in the store of automated robot systems

パラーメータの入力画面を開くと、「Magic」とありますのでこちらを好きな値に変更することで裁量トレードですが、マジックナンバーを付加することが出来ます。

他のEAを回している場合はマジックナンバーが同じだと誤作動を起こす可能性がありますが、逆にEAと同じマジックナンバーを使うことにより、そのEAでは取得しなかったポジションの補填などができますが、そこまでいくと玄人好みすぎになりので、マジックナンバーの勉強がてらに使ってみるのは良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました