速報性を重視したいので、書いている内容が最新ではない可能があります。
AI関連のニュースは今日と明日とでもかなり違うことがありますので、その辺りをご理解の上読み進めて下さい。
この記事の目的
最近話題のMYGPTs!
※2023/11/11 時点
いったいこれがトレードにどのように役に立つのか?
また役立たせていけばよいのか?
のキッカケとなるような記事となります。
Chatgpt(チャットジーピーティー)を知らない方でもスルッと読めるものにしております。
最後の章では、あなたのトレードに活用できるかも??と思える、
「Trader」というボットを紹介しておりますので、ある程度Chatgptを理解している方はそこから読んで頂いても結構です!
Chatgptとは
ChatGPTは、OpenAI社によって開発された人工知能の会話ツールです。
このシステムは、普通の会話を行うために設計されており、ユーザーが入力した質問やコメントに対して自然な言葉で応答します。ChatGPTは、様々なトピックについての広範な知識を持っており、質問に答えたり、アドバイスを提供したり、簡単な作文や文書作成の手助けをしたりすることができます。
このツールは、主に情報提供や教育、日常的な問題解決の手助けなどに役立ちます。
また、テキスト生成以外にも、簡単な計算やデータ分析などの機能を備えています。
社会人の方々が仕事や日常生活で直面する多様な問題に対して、有用な情報やサポートを提供することが可能です。
1つ例をお見せします。
晩御飯にどんなおかずを用意しようと悩んでいる場合に下記のように 質問してみます。
今晩のおかずを何にしようか悩んでいます。 旦那と小学生2人の娘と私の分です。 なるべく予算をかけないようにしたいのですが、4品は作りたいです。
回答は以下の通りです。
URL:https://chat.openai.com/share/58149e95-9e67-43d3-ab94-68fb18f55838
これだけでもすごいことですよね。
ただこれは随分前の話となります。
My GPTsがリリースされた
Chatgptの有料版を使っているかたのみに提供されている
My GPTs
というものがあります。
簡単にいうとチャットBotを作れるものです。
それもプログラミング言語無しなので、日本語が使えばOKAYです。
チャットボット(Chatbot)の簡単に説明すると、
コンピュータープログラムで、人間のように会話ができるサービスです。
インターネットやスマートフォン上で動作し、質問に答えたり、情報を提供したりすることができます。例えば最近よく見かけるチャットボットは、オンラインでのショッピングアシスタントや顧客サービスなんかだと思います。
DMM証券でもChatbotは活用しています。
初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】さて話を戻すとそれを簡単に自分で作れるということです。
ということで、
「我先に!」
と思う方々がチャットボットを作り公開していてます。
例えば、
プログラミング、デザイン、教育、エンターテイメント、金融、健康、言語学習などが人気で、
それらのカテゴリに特化してBotが次々に公開されています。
このあたりは、トレードに関係ないので今回は割愛しますね。
Chatbot 「Trader」とは?
さて本題ですが、
TraderというBotがあります。
これは
あらゆる資産、暗号通貨、株、商品などのトレードに関する情報を提供し、ユーザーの要求に応じたサポートを提供するというものです。
まだしっかりと触っていないので、使えるかどうかの検証はあとにして出来たことを共有します。
まずは単純に、
「ゴールドの今後の値動きを教えて下さい。」
と聞いたらダメ出しをくらいました( ;∀;)
ただ、「Trader」がチャートをアップしろというので、
アップすると下記のような回答が返ってきました。
提供されたチャートを基にテクニカル分析を行いましょう。
このチャートはXAU/USD(金/米ドル)の日足であり、5日間の単純移動平均(SMA)と20日間の単純移動平均が表示されています。
現在のチャートから次のことが読み取れます:
- トレンド分析:5日間のSMAが20日間のSMAを下回っていることは、短期的に弱気の勢いを示唆しています。このタイプのクロスオーバーは、しばしば「デスクロス」と見なされ、さらなる下落の可能性を示しています。
- サポートとレジスタンスレベル:最近の高値と安値を見ることで、潜在的なサポートエリアとレジスタンスエリアを推測することができます。最近の$1850付近の安値はサポートレベルとして機能する可能性があり、近くの$2000付近の高値はレジスタンスとして機能する可能性があります。
- 価格パターン:三角形、ヘッドアンドショルダーズ、ダブルトップやダブルボトムなどの認識可能なパターンがあれば、これらは将来の価格動向を示唆する可能性があります。
- ボリュームデータ:利用可能であれば、ボリュームは価格動向の強さを裏付けることができます。下落日にボリュームが多い場合は、より強い弱気のセンチメントを示している可能性があります。
- モメンタム指標:RSIやMACDなどの他の指標(チャートには表示されていません)は、モメンタムと潜在的な転換点に関する追加の洞察を提供することができます。
1ヶ月後の予測には通常、以下を考慮します:
- 現在の価格モメンタム。
- 移動平均に対する価格の位置。
- 類似したセットアップ時の歴史的価格パターン。
しかし、テクニカル分析は可能性を示唆するだけであり、確実性はありません。より正確な予測のためには、経済指標、地政学的な出来事、市場のセンチメントを含むファンダメンタル分析も考慮する必要があります。
来月に金の価格に影響を与える可能性のある最新ニュースや要因を調べる必要がある場合は、金市場に関連する最新の出来事を検索することができます。それを行うべきかどうか、ご指示ください。
元画像
その他、面白い質問の仕方などがなんとなくわかってきたので、頃合いをみて共有できたらな~~っと思ってます。
補足1,ラリーウィリアムスの知識が詰まっている??
Long-Term Secrets to Short-Term Tradingという言葉があるので恐らく、
ラリー・ウィリアムズの書籍をデーターベースの組み込んでいる可能性が高いかと。
この方は、著名なアメリカの投資家であり、著者です。特に株式市場と先物市場での取引で知られており、多くの投資戦略や市場分析の手法を開発しました。
ウィリアムズの最も有名な貢献の一つに、投資家が市場の極端な状況を識別するのに役立つ「ウィリアムズ%R」という指標があります。
補足2,Traderの活用方法
まずはChatgptあるあるである、
使い方をCahtgptに聞くということをやってみました。
Traderを上手く活用する方法を教えて下さい。
以下が回答です!
Traderとしての私を最大限に活用するには、以下の方法が有効です:
- 明確な取引目標の設定:取引における目的や目標を明確にしてください。たとえば、「短期取引で利益を上げたい」「長期投資のポートフォリオを構築したい」といった具体的な目標です。
- 資産の選択:取引したい特定の資産(株式、通貨、仮想通貨など)を選んでください。それに関する最新のチャートやデータがあれば、それをアップロードして分析依頼をしてください。
- テクニカル分析の利用:チャート分析に基づくテクニカル指標やパターン、トレンド分析などをリクエストしてください。特定のテクニカル分析手法に興味がある場合は、その方法を指定してください。
- 市場ニュースの活用:最新の市場ニュースやイベントについての情報を求めてください。これは、特定の資産の価格動向に影響を与える可能性があるため重要です。
- 取引戦略の確立:短期取引、長期投資、リスク管理の戦略など、具体的な取引戦略に関するアドバイスを求めてください。
- 継続的な更新と情報の要求:市場は常に変動しています。定期的に最新情報や分析を要求し、戦略を調整してください。
- 学習と教育:取引に関する知識を深めたい場合は、特定のトピックや概念に関する説明を要求してください。
これらの方法を通じて、私はあなたの取引に関する意思決定をサポートし、市場分析、戦略策定、リスク管理などに関する具体的なアドバイスを提供します。何か特定のリクエストがありますか?
どのような活用が出来るのかが、ざっくりと理解が出来たと思いますが、まだまだ抽象的過ぎてピンとこない方も多いと思います。
そこで私がお伝えしたいのは、Chatgptとはどのようなものか思い出して欲しいです。
冒頭でお伝えした、
「会話を行うために設計されており」
の部分です。
したがって、グーグルのような検索窓に文字を入力して終わりではなく、
chat(おしゃべりor雑談)
をすることが重要だと思います。
ここでも例を出してみます。
最新のUSDJPYに関するFX市場ニュースやイベントについての情報を教えて下さい。 また2週間先には現在の価格より、上か下かを予想して下さい。
のように入力してみると、MINKABUのサイトから情報をとりつつ下記のような回答がありました。
この回答の中で取り上げるのが
USD/JPYの価格に関する2週間後の予想については、予測は市場の変動性や未来のイベントにより非常に難しいため、断定的な予測をすることは控えます。
断定的な予測をすることは控えます。
の部分です。
確かに上がるか下がるかなどは誰もわかりません。
でも思い出して下さい。
Chat(おしゃべり、雑談)が出来るのがChatgptです。
なので、質問を方法を色々変えてみて、Chatを続けていくと下記のような回答がありました。
あくまでも可能性に基づく予測として、次の2週間でUSD/JPYが「上がる」可能性があると考えられます。
上がるか下がるかを予想させるためにこのBOTを使用する必要はないですが、聞き方次第では通常は回答しないことまで、回答する可能性があるということです。
Chatを楽しみたい方にはいいかもしれませんね。
まとめ
提供される情報が正しいか正しくないかの精査をする必要があるので、全く知識がない状態だと難しいかもしれませんが、上手く活用するというは必要だと思います。
というのも、人間が文章を書く時はなにか「裏や嘘」がある可能性が高いですが、
チャットボットに関しては
「裏や嘘」
はなく、ただの
「間違い」
だけです。
今後このようなチャットボットは増えてくるのと同時に、
自分用チャットボットを作る人も増えてくると思うので、AIが人間を○○するではなく、
まずは「AIを活用出来る人間」と「AIを活用しない人間」で区別されると思います。
想像力を働かせて、自らの答えトレードを行うのがベターだと思います。
いつの時代も信用出来るのは自分だけです。